トルコホテル協会(TÜROB)は、2022年にトルコ全体におけるホテルの客室稼働率が1年前に比べて28パーセント上昇して、66.7%となったと発表した。イスタンブルの客室稼働率は、アンタルヤの部屋の価格の平均値を引き上げた。
宿泊業界における2022年の貸借対照表が明らかとなった。トルコ全体での客室稼働率は、2022年12月には減退する一方、年間を通じては、注意を引く上昇に達した。
世界全体のデータと分析会社であるSTRがトルコホテル協会(TÜROB)のために準備をした「2022年国パフォーマンス報告書」が完成した。これによれば、2022年12月にはトルコ全体の客席稼働率は4.6%減少して、57.9%となる中で、2022年全体の稼働率は、1年前に比べて28%上昇をして66.7%となった。
2022年にトルコ全体の一日あたりの販売される部屋の日割り計算は、1年前に比べて43%の上昇で、117.6ユーロ;各ホテルの観点からは最も重要な収入クライテリアとしてみなされている1部屋あたりに入る収入(RevPAR)は84%の上昇で、78.4ユーロとなった。
■イスタンブルは2019年を越えた
イスタンブルでは、2022年12月には月当たりの客室稼働率は2021年に比べて、3.5%の下落で65.9%となった。これに対して、2022年1月-12月の時期の客室稼働率は、1年前に比べて36.5%の上昇で74.7%となった。パンデミックの1年前の2019年にはこの割合
は73.7%であった。つまりは、イスタンブルにおけるパンデミック前の稼働率を越えたのである。イスタンブルの1日当たりに販売される部屋の日割り計算は、2021年に比べて49%の上昇で、136.8ユーロとなった。2021年にこの合計は91.8ユーロとなった。各ホテルの観点から最も重要な収入クライテリアとしてみなされている各部屋あたりの収入(RevPAR)は、102.2ユーロに達した。2021年にはこの合計は50.2ユーロとなった。
■アンタルヤ、アナトリアとヨーロッパ
アンタルヤにおける2022年1月~12月の期間の稼働率は22%の上昇で、62.3%に、平均の1日あたりの販売される部屋の代金は20%の上昇で、144.1ユーロに、一部屋当たりに含まれる収入は46%の上昇で、89.7ユーロにまで上昇をした。
同時期にイスタンブルとアンタルヤ以外のアナトリアのホテルの平均は、稼働率では、53.8%、1日あたりに販売される部屋の代金は47.3ユーロ、1部屋あたりに入る収入は、25.4ユーロとなった。
2022年にヨーロッパの各地の目的地の客席稼働率の平均は、64.6%、部屋代は、132.2ユーロ、1部屋あたりの収入は、85.4ユーロという数値になった。
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翻訳者:堀谷加佳留
記事ID:54930