カフラマンマラシュを震源として発生した地震は、多くの市民を彼らの生活から切り離した。トルコを揺さぶった地震災害の訃報は心を締め付ける。その悲しいニュースの1つがハタイからやってきた…。妊娠8か月のセブデ・デミルさんは、震災で夫と共に瓦礫の中に埋まり、命を落とした。デミルさんは今日、故郷のカラビュックに埋葬された。セブデ・デミルの夫で警察官のアブドゥッラーさんを瓦礫の下から引き出すための作業が続いているという。
ハタイの倒壊した建物のがれきの中で命を落とした妊娠8か月の教師、セブデ・デミルさん(31)は、故郷のカラビュック県サフランボル郡に埋葬された。デミルさんの夫で警察官のアブドゥッラー・デミルさんを瓦礫から引き出す作業が進行中であるという。
ハタイ県ハッサ郡で倒壊したアパートのがれきの中で発見されたセブデ・デミルさんの遺体は瓦礫から引き出された。妊娠8か月のデミルさんの遺体は、彼女の故郷であるカラビュク県サフランボル郡に運ばれた。サフランボル中央モスクで行われた葬儀には、デミルさんの家族と親戚とともにカラビュク県のフアト・ギュレル知事、カディール・ユルタル県警察本部長、県軍警察司令部ガリプ・ギュミュシュ上級大佐と市民らが出席した。
郡のムフティーであるイスマイル・テムルによる葬送の礼拝の後、セブデ・デミルさんの遺体は家族墓地に埋葬された。
セブデ・デミルさんの夫で警察官のアブドゥッラーさんを瓦礫の中から引き出す作業が続いているという。
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翻訳者:上野明莉
記事ID:54976