ロイターが世界に配信した写真
2023年02月10日付 Cumhuriyet 紙
トルコが経験している地震災害の4日目。死者が急速に増える中、ロイター通信はカフラマンマラシュに新設された墓地の写真を配信した。大きな悲しみを物語る写真の数々...
トルコはカフラマンマラシュを震源とするマグニチュード7.6と7.7の2度の地震で破壊された。9時間の間を開けて発生した2度の地震が襲ったカフラマンマラシュ、ハタイ、アドゥヤマン、ディヤルバクル、シャンルウルファ、マラティヤ、キリス、ガズィアンテップ、オスマニイェ、アダナから悲しい知らせが届き続けている。
災害緊急事態対策庁(AFAD)は、昨日、地震で亡くなり身元を特定できない遺体が、24時間の待機期間ののちにDNA、指紋採取、写真撮影後に適切な宗教上の扱いを受けて埋葬されると伝えた。
地震で命を失った人々は、カフラマンマラシュで最期の旅路を見送られる中、埋葬現場の写真は心をもだえ苦しませる。ロイター通信が配信した写真では、埋葬場所が作業機械に掘られているのがわかる。
亡骸が隣り合って並べられている光景が映る中、近親者は場所を特定できるよう木の板に名前を書き込んでいる。
(注)Medyascopeのyoutubeチャンネルに投稿されたビデオでは、都市部以外の模様、埋葬の様子が映っている。通常、棺に入れられて葬儀、埋葬が行われるが、ビデオからは遺体袋のまま行われている様子がわかる。
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翻訳者:トルコ語メディア翻訳班
記事ID:54983