持ち主の特定されない現金・宝飾品は国庫へ―地震被害

2023年02月17日付 Hurriyet 紙

カフラマンマラシュを震源とした地震で倒壊した建物の瓦礫から発見された持ち主不明の現金及び宝飾品は、遺産を担当する裁判所部署において保管された後、「所有者」または「相続人」が現れない場合、国庫に帰属する見通しだ。

カフラマンマラシュを震源としたマグニチュード7.7及び7.6の地震を受けて、災害救助隊を総動員した瓦礫撤去作業は続いている。多くの宝飾品、現金及び貴重品が隊員によって発見されている。検察局関係者からもたらされた情報によると、貴重品は、発見された際に自分のものであると立証した持ち主に渡されている。持ち主が判明しなかった品物は、警察が調書を取った後、検察局に引き渡されている。調書には、品物の発見場所に関する詳細な情報が記録され、品物は保管されることとなる。

瓦礫が完全に撤去された後に発見された貴重品は全て検察局による手続きの後、遺産を担当する裁判所部署に引き渡されることとなる。宝飾品及び貴重品はそこで一定期間保管される見通しで、立証後に持ち主または所有者へ再度引き渡されることとなる。その期間に持ち主または相続人が現れない品物は、再び裁判所が手続きを行った後に国庫に帰属する見通しだ。


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翻訳者:山口晴夏
記事ID:55059