災害緊急事態対策庁(AFAD)のオルハン・タタル危機軽減総局長は、2月6日のカフラマンマルシュを震源とするマグニチュード7.7、マグニチュード7.6の地震発生後から何日もにわたり続く余震に関し、「我々は現在非常事態にある」と述べ、当該地域における余震がいつまで続くのかという質問に回答した。
AFADのオルハン・タタル危機軽減総局長は、CNN TÜRKの取材に対し、直近に発生したマラトゥヤでのマグニチュード5.6の地震がカフラマンマルシュでの二度にわたる大地震の余震であることを説明した。
■余震の警告
タタール総局長は、最初の地震から現在まで約1万300回の余震が発生していることを明らかにした。これらのうち2500回は人が揺れを感じる大きさの地震だった。また、タタール総局長は、当該地域におけるマグニチュード5以上の余震が引き続き発生すると注意を促した。
■「非常に深刻な状況だ」
タタール総局長は、「現在までに広い地域に震源が広がっている深刻な状況を鑑みると、半径約100㎞の地域でこの地震の余震が継続するだろうと予想している。3分に約1回の余震が発生していることから、現在非常に深刻な状況にあることがいえる」と述べた。
■余震はいつまで続くのか
また総局長は、「この種の大地震の余震はより長い期間継続するものである。当該地域の多数の他断層にも影響を及ぼしている状況である」と述べた。
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翻訳者:金子萌
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