環境・都市整備・気候変動大臣のムラト・クルム氏はガズィアンテプにおいて経済界の代表者と建設業者たちと対面した。
環境・都市整備・気候変動大臣のムラト・クルム氏は、世紀の大惨事であるカフラマンマラシュ地震の発生後、調整が行われているガズィアンテプでの活動を続けている。クルム大臣は地震で被害を受けた11の県の被災者たち用に今後建設される災害対策を施した住居が設けられる土地の選定のため、科学者たちと会合を行うことに加えて、建設業者や建築資材生産者ととも個別に会合を行った。
クルム大臣、ヌレティン・ネバティ財務大臣、ガズィアンテプ広域市のファトマ・シャヒン市長、トルコ商工会議所・取引所連合(TOBB)のリファト・ヒサルジュクルオール会頭は、建設資材生産者と請負業者たちと対面した。クルム大臣は、経済界の代表者たちの声に耳を傾けながら、増産についての協議を行った。会議では建設資材生産者が11の県において価格を据え置くことを明らかにした。
■「今日は国民に国の力を示し、あらゆる機会を提供する時だ」
クルム大臣はその後、建設業者たちと会合し新たに建設される住居に関する情報を提供した。「この国のため責任を負う時だ。」と述べたクルム大臣は、以下のように続けて言及した。
「生産者、建設業者、労働者、技術者、設計士は、皆、共にこのプロセスを遂行しなければならない。住宅が最も清潔、健全、安全な形で建設されることを望む。今日は国民に国家の力を示し、あらゆる機会を国民に提供する時である。このことも皆一緒に行わないといけないのだ。私たちにはこれを実行する能力・実力を持っている。私たちは手を取り合ってこのプロセスの舵取りをする。この過程を正しく管理しなければならない。私たちはパンデミックの時、誰も働いていない期間においても災害対策住宅、[収入が低い市民も購入できるような]社会住宅を建設し、公共投資事業も実行した。国民が外出しない時も私たちは外で働いていた。マスクを着用しながら工事現場で働いていた。全世界の供給が止まっていた。近い将来、秩序が回復する、その際に基本となるのは動向を追うことであり、共に動きの手綱を握ることである。このことも、恐らくできるであろう。」
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翻訳者:伊藤颯汰
記事ID:55135