地震で倒壊した、ハタイのカルトプ・アパートメントの技術管理者であるムラト・ギョクセル・ダルクルチはタジキスタンへの逃亡を試みイスタンブルで拘束された。

カフラマンマラシュで発生し、11の県で大きな被害をもたらした一連の地震で4万人以上の市民が犠牲になる中、倒壊した建物に関する捜査が続いている。

イスタンブル県警察イスタンブル空港担当局は、ハタイ県ベレン郡で地震により倒壊し、20人が犠牲になったカルトプ・アパートメントの技術管理者であったダルクチについて、逮捕状が出る直前にタジキスタン行の飛行機に搭乗したと明らかにした。

ハタイ共和国主席検察局より逮捕状が発行された後、捜査陣はタジキスタン当局と連絡をとり、ダルクルチを入国させずトルコに送還するよう要求した。タジキスタン当局とのやり取りの後、タジキスタンに入国せず同じ飛行機でイスタンブル空港まで移送されたダルクルチは拘束された。