■国連事務総長、より公正な世界の確立にむけてラマダーン月の価値観にインスピレーションを得るよう呼びかけ
【np:本紙】
アントニオ・グテーレス国連事務総長は、より公正な世界の確立に向けて、ラマダーン月の価値観にインスピレーションを得るよう呼びかけた。グテーレス氏は聖なるラマダーン月の開始に際して世界中のイスラーム教徒に心からの祈願を送り、国連のメッセージも同じように対話の促進と団結、平和を目的としていると強調した。
国連情報センターによると、同氏は今回の特別メッセージのなかで以下のように述べた。「ラマダーンは熟考と学びの月であり、人類としての共通の絆で結ばれた我々が、相互理解や慈悲の精神で集う時間を表しています。この困難な時代に、私の心は紛争や避難の惨劇に苦しみ、痛みに耐え忍ぶ人々への同情と祈りの気持ちであふれています。平和や互いの尊重、そして連帯を呼びかけつつ、私は自らの声を、ラマダーンを祝うすべての人々に加えます」。
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