AIがタクシー運転手を救う/ピーク時に混雑した乗り場特定の詳細/どのタイプのタクシーがこの計画で運用されるのか

2023年04月21日付 Hamshahri 紙

 テヘラン市タクシー運営管理機構理事長は、「タクシー乗り場の混雑緩和のため、タクシー車両にAIを搭載する《シャトルサービス》という名称のプロジェクトを始動させるつもりだ」と述べた。

【ハムシャフリ―電子版】テヘラン市タクシー運営管理機構のマフディー・ヴァフダトカール理事長は以下のように述べた。「シャトルサービスプロジェクトは初めて国内タクシー車両において実施され、運用される。その内容はAIを用いて混雑した乗り場を特定してコントロールセンターに通知し、その場所にタクシーを配車するというものだ。」

 同氏は加えて「我々は、利用客数がピークを迎える時間帯とともにほぼすべてのタクシー乗り場の混雑状況を把握しているが、このAIの導入によりタクシー配車に対する措置を取る」と述べた。

 ヴァフダトカール理事長はまた以下のように続けた。「このプロジェクトはテヘラン市通信技術機構の協力のもと実施され、新しいバンが納入され次第、このシステムを始動させる予定だ。」

 理事長の話によると、現時点では新車のバンにAIを搭載することでこのプロジェクトは運用可能であり、次の段階でその他の車両にもこのスマート機能を装備していくことが可能になるそうだ。

 テヘラン市タクシー運営管理機構理事長は「テヘラン市のタクシー業界がここ数十年歩んできた道のりは間違っていた。技術面で言えば、市内の公共交通モデルにおいて、単にタクシーの台数を増やすことが一部の乗り場の混雑問題を解決するわけではない。」と述べた。

 同氏は加えて以下のように説明した。「ラッシュ時間帯に一部の乗り場は乗客が溢れてしまう問題に直面しているが、我々はシャトルサービスプロジェクトによってこの問題を解決することができる。」


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翻訳者:IY
記事ID:55546