パレスチナ:イスラエル軍がパレスチナの学校を破壊

2023年05月07日付 al-Quds al-Arabi 紙
イスラエル占領軍が西岸地区南部のパレスチナの学校を破壊する

【ラーマッラー:アナトリア通信】

イスラエル軍は日曜日、ヨルダン川西岸地区南部にあるベツレヘム東部のパレスチナの学校を破壊した。これは、(オスロ合意で定められた)Cエリアに許可なく学校が建設されたことを口実としてなされた。

ベツレヘムにある、分離壁および植民活動への抵抗運動組織事務所の代表であるハサン・ブリージーヤ氏は次のように述べた。「イスラエル軍は、パレスチナの集合住宅ジブ=アルズィーブをブルドーザーやトラックで破壊した後、ベツレヘム県東部までやって来て、タハッディー5という学校を包囲し、破壊した」。

同氏は付け加えた。「その学校は2017年に建てられ、5つの部屋があり、4年生までの生徒が通っている。66人の学生が在学していたが、占領当局はCエリアに無許可で建設されたことを口実にその学校を破壊する決定を発表していた。」

またブリージーヤ氏はその学校が「レンガでできており、ブリキ製の板で屋根を葺いてある」ということに言及した。

他方、分離壁および植民活動への抵抗運動委員会は声明の中で、「占領軍は、イスラエルの裁判所が過去数ヶ月間を通して、攻撃撤回のためのあらゆる請願を却下したのちにその学校を攻撃した」と述べた。

(後略)


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翻訳者:松本大介
記事ID:55554