■エジプト:日本の岸田文雄首相「エジプトは、その資本と特権によってさらなる投資を受ける準備が出来ている」
【カイロ:本紙】
日本の岸田文雄首相は今夜、ムスタファー・マドブーリー首相と議長を務めるエジプト・日本ビジネスフォーラムの会合で演説を行った。
岸田首相はスピーチの始めに、ムスタファー・マドブーリー首相に対する歓迎の意を表明し、日本商工会会長のほか、フォーラムに出席した日本とエジプトの大臣らと関係者らに向けて挨拶を行った。
岸田首相はエジプトの国家および政府がエジプト・日本間の経済関係の発展に熱心であることに対し、心からの感謝と称賛を述べた。さらに「エジプトは人口が多く、年齢層における若い世代の占める割合が大きいといった、投資を引きつけるうえで日本にはない資本や特権を有している」としつつ、そのため同国が「さらなる投資を受ける準備が出来ている」と指摘した。さらにこの文脈において、現在エジプトで活動している日本の会社が50社以上あること、二国間の貿易額は13億米ドルに上っていること、昨年間を通して日本からエジプトに向けた直接投資が増加したことに言及した。
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