■エジプト:日本の岸田文雄首相「エジプトは、その資本と特権によってさらなる投資を受ける準備が出来ている」
【カイロ:本紙】
岸田首相は日本の諸企業が、特に風力エネルギーなどの再生可能エネルギーの産出の分野や自動車産業などの産業部門において、エジプトのプロジェクトとインフラの発展に大きく貢献していると強調した。同首相はさらに、自国がエジプトで行っているサムライ債の発行、エジプトの全国民を対象とする包括的医療保険制度への支援のほか、エジプト日本科学技術大学といった日本系教育機関における日本式教育の採用を通じた、人材開発における開発プロジェクトへの貢献について強調した。また「日本は常にエジプトと共にある」と述べ、エジプトと日本の協力と調整を継続する意向を改めて確認した。
岸田首相は同じく、大エジプト博物館への自身の訪問についても言及し、日本川による協力のもとで今にも完成しようとしているこの偉大な建物に対する称賛を述べた。さらに同博物館が「エジプトと日本の友好関係の象徴」であると表明しつつ、これが「エジプトの観光と経済の動きの成長および発展において大きな役割を果たすだろう」と強調した。
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