国民同盟、協議の話題は「選挙の安全」

2023年05月12日付 Cumhuriyet 紙

共和人民党(=CHP)、善良党、民主党、至福党、民主主義進歩党(=DEVA)、未来党の党首が集まった国民同盟の会議が行われた。およそ2時間続いた会議後の発表では「選挙の安全」が注目を集めた。

選挙が近づく中、国民同盟のリーダーが共和人民党本部に集まった。

共和人民党のケマル・クルチダルオール党首が主催した党本部での会議には、善良党メラル・アクシェネル党首、民主党ギュルテキン・ウイサル党首、民主主義進歩党アリ・ババジャン党首、至福党テメル・カラモッラオール党首、未来党アフメト・ダヴトオール党首が参加した。

会議後の書面での発表は以下の通り。

「国民同盟の党首として『春』まで48時間のところで、私たちは集まった。共和人民党本部で13代大統領、ケマル・クルチダルオール氏が主催した会議で、選挙期間に進められた活動と、およそ1年半続けられた『選挙の安全』対策を議論した。大いなる信念と決意、安堵と共に言いたい、私たちの国に『春』をもたらす2023年5月14日の大統領選挙と第28回国会議員選挙へ我々の布陣で準備ができている。

■「一つとして投票箱を無駄にはしない」

国民の皆さん安心を。国民同盟は19万2229の投票箱のために56万1977人の担当者とボランティアで備えている。さらにボランティアの弁護士が必要に応じてすべての不正行為を注意深く調査し、投票時間中、全ての場所に待機する。一つとして投票箱を無駄にはしない。選挙はトルコ共和国の民主主義の伝統に影を落とすことのなく終了となるだろう。

■我々の期待は…

親愛なる国民へ、トルコは新たな時代の入り口にいる。この新たな時代は、能力に応じた人員採用、透明で公正な行政という考えをもとに作られるだろう。私たちが期待するのは、投票権をもつ6411万4341人が、欠けることなく、民主主義に貢献することだ。国民同盟のリーダーとして、素晴らしい私たちの国で民主主義を作り上げると約束する。」


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翻訳者:大屋千寛
記事ID:55585