高等選挙委員会アフメト・イェネル委員長発表「決選投票の実施、決定」

2023年05月15日付 Cumhuriyet 紙

国内投票分の開票が終了した。高等選挙委員会アフメト・イェネル委員長は、大統領選が決選投票にもちこまれたことを、公式に発表した。イェネル委員長は、「2023年5月28日日曜日に、決選投票が行われることが決まった」と述べた。イェネル院長は、候補者の投票用紙における名前の位置も発表した。

高等選挙委員会(YSK)アフメト・イェネル委員長は、5月14日の選挙ののち、5月15日月曜日の15時38分に新たな発表を行った。その場で、暫定的な結果を選挙結果を発表したイェネル委員長は、選挙が決選投票に進むことを公式に発表した。

■国内投票分の開票は終了

「この選挙の期間中、困難な作業を行ってくれた選挙委員会のメンバーに感謝する。県や郡の選挙委員会委員長や職員、また一般の担当者にも感謝する」と述べたイェネル院長は、次のように続けた。

「15時15分時点で、国内投票分は100%開票された。投票率は、88.92%となった。国外に関しても、52.99%の投票率となった。国外投票分については、開票結果が届きつつある3万5874票が残っている。」

■「決選投票実施が決まった」

決選投票の実施が確定したと述べるイェネル委員長は、暫定的な開票結果を、次のように発表した。

「暫定的な結果によると、レジェプ・タイイプ・エルドアン氏が49.51%、クルチダルオール氏が44.88%、オアン氏が5.47%を取っている。15時15分時点では、(残る)3万5874票がすべてエルドアン氏に入ったとしても、得票率は49・54%となる。クルチダルオール氏の得票は44.89%であることから、どの候補も過半数に達しなかった。」

イェネル委員長は「5月28日日曜日に、決選投票の実施が決まった」と述べた。

■候補者の投票用意における位置が決まった

トルコで初めて行われる決選投票につきその実施方法にも言及したイェネル委員長は次のように述べた。
「投票用紙の順番は変更なく、レジェプ・タイイプ・エルドアン氏が一番目に、ケマル・クルチダルオール氏が二番目に位置する。選挙運動は開始された。5月28日に行われる大統領決選投票が、トルコ国民に、また民主主義に、また大統領候補の皆さんに、よきものとなることを祈念する。」


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:トルコ語メディア翻訳班
記事ID:55608