CHP情報コミュニケーション担当副党首、「通信・接続に問題はなかった」にもかかわらず辞任

2023年05月16日付 Cumhuriyet 紙

先日の重要な選挙で、共和人民党(CHP)の選挙システムやデータフローに障害が発生したとして非難の的となったオヌルサル・アドゥギュゼルCHP情報コミュニケーション担当副党首が解任されたことが明らかになった。アドゥギュゼル氏は、SNSアカウントで以下のように語った。「選挙の夜、我々のシステムは正常に作動し、全く障害が発生していなかったが、ケマル・クルチダルオール党首の今後の選挙の選挙の足手まといにならないよう、辞任する。」

5月14日に実施された大統領選挙および第28期国会議員選挙に際し、国民同盟(Millet İttifakı)陣営で「データフロー障害」が批判を呼んだ。この問題に関して共和人民党(CHP)は、情報コミュニケーション担当のオヌルサル・アドゥギュゼル副党首を解任した。

■「何も問題はなかった」

共和人民党(CHP)の選挙システムとデータフローに障害が発生したとして批判の的になっていたオヌルサル・アドゥギュゼル氏は、SNSで「障害は全く発生していない」と訴えて、以下のように述べた。

「選挙の夜、問題なくシステムは稼働しており技術的な障害も何ひとつ発生していない。にも関わらず、世論の否定的な決めつけによって、ケマル・クルチダルオール党首の選挙の足手まといにならないよう、2018年から現在まで務めてきたポストを辞任する。」


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翻訳者:金子萌
記事ID:55610