シリア:教皇フランシスコが地震から立ち直りつつあるシリア国民への思いを表明
2023年05月16日付 al-Watan 紙
■教皇フランシスコはファッルーフ・バチカン大使にアサド大統領への挨拶を託す…「私の祈りと思いは親愛なるシリアの人々とともにある」
【ダマスカス:本紙】
ローマ教皇フランシスコは昨日、自身の祈りと思いが「シリアを襲った壊滅的な地震からいまだ立ち直りつつある、親愛なるシリアの人々とともにある」と述べた。
シリア外務在外居住者省が公式サイトで明らかにしたところによると、教皇フランシスコはルアイ・ファッルーフ氏に駐バチカン市国シリア・アラブ共和国特命全権大使としての信任状を与える際、同大使にシリアのバッシャール・アサド大統領への挨拶を託した。
一方ファッルーフ氏は、教皇フランシスコにアサド大統領からの挨拶を伝えたうえ、「人類に奉仕するために、教皇が精神的および人道的な2側面において果たしている役割」への謝意を述べた。さらに、バチカン市国がシリア国民の間で享受している高い地位について強調した。
教皇フランシスコはシリア、ガンビア、アイスランド、バングラデシュ、カザフスタンの各大使に信任状を授与する際に、スピーチを行った。この際教皇は、自身の祈りと思いが、「(国内)危機による苦しみのさなかにあるシリアを襲った壊滅的な地震から、いまだ立ち直りつつある、親愛なるシリアの人々とともにある」と述べた。
(後略)
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翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:55612