クルチダルオール党首は辞任するか?

2023年06月01日付 Cumhuriyet 紙

大統領選挙後に姿を見せた共和人民党のケマル・クルチダルオール党首は「辞任するかしないか」の問いに初めて返答した。

共和人民党のケマル・クルチダルオール党首は、大統領選挙後心配されていた問題に関して表明を行った。

ハルクTVのコラムニストであるフィクレトゥ・ビラ氏は、クルチダルオール氏に行ったインタビューを掲載した。

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領を批判するクルチダルオール氏は、「政権の選挙活動は、嘘や中傷、合成テープに基づいて行われました。国民に向かって嘘を話しました。嘘を話した人が大統領になれるのでしょうか?政権とその選挙活動がこれにより審議される必要があります。」と話した。

クルチダルオール氏は選挙結果をどのように評価しているかという問いに対して、「選挙活動中、私に関する嘘の情報が流れました。中傷を受けました。フェイクのビデオにより活動が行われました。またこのビデオがフェイクであること、合成であることを認めました。高等選挙委員会は選挙結果を認めましたが、この結果に倫理的な正当性はありません。加えて、誰に票を投じさせたかも分かりました。輸入された有権者を生み出しました。トルコ語を知らない外国人たちが投票したことが分かりました。これも道徳的に問われるべきです。選挙のモラルや正当性に関しては、法学者も神学者も議論する必要があります。」と語った。

■「共に決定しましょう」

選挙後「辞任するかどうか」に関して発言したクルチダルオール氏は、「共和人民党は多元的な政党です。共和人民党ではあらゆる考えが気軽に発言され、議論され、このプロセスの最後に党の公式な規則が決定します。現在もこのプロセスを行っています。中央執行委員会で、党議会で調査や評価、議論を行い全員で決定をし、国民に共有します。」と話した。

■「一切の緊張感がありません」

クルチダルオール氏に、党内に緊張はあるかどうか、イスタンブル広域市長エクレム・イマムオール氏と党本部で議論を交わしたかどうかという問いに対して、「何の問題もありません。一切の緊張はありません。共に話し合い、ロードマップを評価して明らかにします。」と返答した。


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翻訳者:小鉄礼子
記事ID:55702