善良党「選挙が終わり、国民同盟は解散」

2023年06月01日付 Cumhuriyet 紙
善良党副党首バハドゥル・エルデム氏は、国民同盟が選挙に際するものであり、選挙とともに同盟が解消されたことを明らかにした。

大統領選挙の決選投票の終了とともに国民同盟の今後も明確になってきた。

善良党副党首のバハドゥル・エルデム氏は党役員会において善良党党首メラル・アクシェネルは全ての役員の言葉に注意深く耳を傾けたと述べ、「トルコは苦しい時期に突入する。この困難な時期に善良党は党員とともに、提示した政策を実行し、国民への奉仕を続けていく。」と続けた。

国民同盟の今後の協調体制に関してエルデム副党首は、国民同盟が選挙連合であったとの見解を明らかにし、次の発言を行った。

「選挙連合は、選挙の終了にともない解消された。この連合は大統領候補であるクルチダルオール氏当選のための連合であり、協力体制であった。各政党は当然のことながらライバル関係にあり、今後もそれぞれの道を歩んでいくだろう。各政党の党員と施策をもって国民に奉仕するため政治を展開する。今後の選挙連合の出現は期待されえない、この種の連合の継続は政治からみても正しいアプローチではない。」

■協力をするテーマが尽きた

善良党の他の幹部も「国民同盟が協力をするテーマが尽きてしまった。10か月後に実施される地方選挙で協力が必要となれば、その際に検討されうる、しかし我々は本来別の政党である。(善良党の)活動を一つの党として継続していく。」と話した。


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翻訳者:清水志保
記事ID:55703