オルバン・ハンガリー首相「エルドアン当選を神に祈っていた」

2023年06月02日付 Cumhuriyet 紙

ハンガリーのヴィクトール・オルバン首相は、公正発展党(=AKP)、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領の大統領選挙決選投票での当選を「心から」祈ったと話し、共和人民党(=CHP)のケマル・クルチダルオール党首を「ジョージ・ソロスの手下だ」と言い、攻撃した。

ハンガリーのヴィクトール・オルバン首相は、トルコで5月28日に行われた大統領選挙決選投票に関して話した。

オルバン首相は公正発展党のレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が大統領選挙決選投票で当選したことに関し、「心から」祈ったと話した。

オルバン首相は「(エルドアン当選は)大きな安堵だ。正直に言うならば、エルドアンの勝利について「大喝采」しただけではない、勝利を心から祈っていた。もし彼が当選しなければ、悲劇となっただろう。」と述べた。

オルバン首相は選挙で国民同盟の大統領候補である共和人民党、ケマル・クルチダルオール党首を「ジョージ・ソロスの手下だ」と容赦なく攻撃した。

オルバン首相によれば、クルチダルオール党首が大統領選挙決選投票で勝利したとしたら、「このことはヨーロッパへ一瞬にして2-300万人の難民が流入し、ロシア産石油のハンガリー・セルビアへの輸送が困難となること」を意味するはずであった。

■エルドアン大統領へお祝いの電話

5月31日に大統領府情報庁が行った発表によれば、オルバン首相は、エルドアン大統領の当選を祝い、新たな時代にトルコ国民の幸運を祈っていた。

エルドアン大統領もハンガリーのオルバン首相の誕生日を祝った。

オルバン首相はエルドアン大統領の6月3日の宣誓式に出席すると話した。


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翻訳者:大屋千寛
記事ID:55707