■ラマッラ近郊でパレスチナ人青年が射殺され、兵士も負傷…パレスチナ大統領府:ネタニヤフ首相の発言は誤解を招く
【ガザ:アシュラフ・フール、本紙】
パレスチナ・ヨルダン川西岸地区ラマッラ近郊で、パレスチナ人の若者がイスラエル占領軍兵士に銃で狙われ射殺された。シームゾーン(1949年停戦ラインと分離壁の間の領域)で、(イスラエルの)入植活動を非難する民衆の抵抗活動が激化している中でのことだ。
パレスチナ保健省は、ラマッラ西部のランティス軍検問所付近で、占領軍の銃弾を受けて、パレスチナ青年、マフディ・サミール・バヤッサさん(29)が死亡したと発表した。
占領軍は、青年が兵士を刺して武器を奪おうとしたため発砲したと発表した。軍の報道官によると、青年と兵士がもみ合いになったため、別の兵士が青年を射殺したということだ。
違法で危険な入植計画によって併合の恐れがあるシームゾーンでは、民衆による抵抗運動が勃発している。この地域では、毎週金曜日に、住民による占領軍の決定への抗議活動が続いていた。そこに(占領軍の)兵士たちが住民に向けて銃や催涙ガス弾を使用したため、多くの人たちが負傷した。
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