「イブラ・ワ・スィンナーラ」:ガザ地区の女性たちによる繊維と皮革の廃棄物を復活させるプロジェクト
【アナトリア通信:ガザ】
この農業技術者は、このアイデアがガザ地区内のすべての地域に普及すれば、3 年以内にすべての繊維廃棄物をなくすのに十分であると考えている。このプロジェクトが環境に及ぼす影響について、グールさんは「土壌であれ、空気であれ、動物や人間などの要素であれ、環境は、リサイクルされることになる布地や革を燃やすプロセスから解放されます」と述べる。さらに彼女は「ガザ地区の問題は廃棄物の焼却プロセスにあり、これは環境をあらゆる要素において汚染することにつながり、その影響は長い年月を経て病気というかたちで人間に現れます」と付け加えた。
彼女は最後に、布廃棄物を縫製することなくリサイクルするという廃棄物の処理方法に関する新たなアイデアを思いついたと指摘し、このアイデアを実現するためのインキュベーターとスポンサーを見つけることへの希望を表明した。同様に彼女は最近、アブドゥルムフスィン・カッターン財団(非政府組織)に、ガラス、陶器、ボール紙、使用済み布地をリサイクルしてモザイク画をデザインすることに焦点を当てた新しいプロジェクトのアイデアを提出した。
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