ブルサで、交通事故により搬送先の病院で脳死と診断されたR.M.D君(8) の臓器が提供され、腎臓と肝臓が3人の子供の命を救い、角膜は2人の子供の光となった。
ブルサで6月17日に発生した交通事故に巻き込まれ、特別高等教育研究病院に搬送されたR.M.D君は、脳死と診断された。R.M.D君の遺族は、彼の臓器を提供する決断をした。これにより、R.M.D君の肝臓、2つの腎臓そして角膜が、手術により摘出された。彼の腎臓は、ブルサのウルダー大学病院で移植希望登録中の13歳と14歳の女の子に移植され、肝臓は、イスタンブールの私立病院で緊急待機リストに登録されていた3歳の男の子に移植された。更に角膜は、2人の子供に移植されたと発表された。
ブルサ県保健総局長フェヴズィ・ヤヴズユルマズ氏は、臓器提供は非常に名誉あることで、尊い決断であると話した。子供の臓器を提供した遺族に感謝の意を述べたヤヴズユルマズ氏は、「遺族により提供された臓器のおかげで、臓器を待つ3人の子供の命が救われた。また角膜提供により、2人の子供が光を見られるようになった。亡くなった子に対しても、ご冥福をお祈りします。」と話した。
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翻訳者:章由実
記事ID:55830