シリア:イドリブ県で心理的支援に関するワークショップが開催(1)

2023年05月16日付 その他 - シリア国営通信 紙

■イドリブ県が地震被災者への心理的支援に関するワークショップを開催

【シリア国営通信:イドリブ】

イドリブ県がシリア開発信託の協力のもとで開催し、「精神の手当て」と題されたワークショップが、市民団体のボランティアらの参加を得て、被災者への心理的支援に注力した。特に今年2月に地震がシリアを襲ったなかで、被災者のケアし彼らの日常生活を再開させることを目的とした。

イドリブ県のサーイル・サルハブ知事は、本紙特派員らへの声明のなかで、同県に被害をもたらした地震の影響を抑えるための市民と地域社会によるイニシアチブとしてのワークショップの重要性を指摘した。またこの人道的災害の影響に対処するためのワークショップから生まれたアイデアや指針、活動方法を高く評価した。

「祖国のための創造者たち」理事会会長であるバフジャト・アクルーシュ博士は、自身がワークショップで行った講演が、各県で災害管理のための中央チームとサブチームを結成する必要性に関するものであったと述べた。これは地震の影響を30パーセント軽減し、影響を最大60パーセントまで軽減するための対処方法を支援することにつながるものだという。またアクルーシュ氏は、被災者の救出、瓦礫の撤去・除去のほか、応急処置や民間防衛の分野に関する専門家職員を訓練・教練するよう呼びかけた。

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翻訳者:浪内紫雲
記事ID:55845