ヴァン県のエルトシ族に属する実業家ネヴザト・ドゥルマズ氏の息子、アデム・ドゥルマズさんとソズダル・ヤウゼルさんが結婚した。近年で最もご祝儀が贈られた結婚式で、贈呈式は5時間も続いた。
ヴァンの最大部族のうちのエルトシ族に属する実業家ネヴザト・ドゥルマズ氏は、息子のアデム・ドゥルマズさんと、同じ部族に属する実業家タラート・ヤウゼル氏の娘ソズダル・ヤウゼルさんとの結婚をまとめた。
郡の中心部で行われたガーデンウエディングには、イラン、イラク、スイス、オランダ、ドイツ、そしてトルコの多くの都市から約5千人が参加した。足を運んだ招待客のために100頭の羊で作ったカヴルマ(焼いた肉を冷凍したもの)やピラフ、ジャジュク(ヨーグルトにキュウリなどを刻み込んだ冷たい飲み物)、お菓子がふるまわれた。地元の歌手が歌うトルコ語やクルド語の歌にのせてハライが踊られ、その後ご祝儀の贈呈式が行われた。
約5時間続いた贈呈式では、新郎へ600万リラ、新婦へ約4キロの金が贈呈された。一つのテーブルの上に置かれたお金は10人によって数えられ、スーツケースに入れて運ばれた。新郎の父親で実業家のネヴザト・ドゥルマズ氏は、結婚式に国内外から多くの客が参加したとして、「結婚式や葬式は一致団結のために非常に重要だ。ある種の結びつきが起こる。おそらく20年見ていない人々と我々は結婚式や葬式で一堂に会することができる。結婚式は我々の幸せな日だ。我々が互いに会いたいと思う、最も素晴らしい日が結婚式だ。このような意味で、国内や国外から我々の結婚式へいらっしゃったすべての人に感謝申し上げる」と話した。
新郎へ600万リラが贈られ、新婦へ4キロの金が留められた結婚式は、近年で最大規模のものとして記憶に刻まれた。
数週間前にもハッキャーリ県の最大部族のうちのピンヤニシ族に属する、ユクセコヴァ郡ビュユクチフトリキ区長のイスマイル・リュシュチュ・ゼイダン氏が、息子をイラク人の家族の娘と結婚させた。結婚式には1万5千人が参加したが、お金や金貨などは数えられないまま金庫に入れられた。
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翻訳者:梅田茉奈
記事ID:55860