■ダマローズ収穫フェスティバルがダマスカス郊外県にあるマラーフ村で開催
【シリア国営通信:ダマスカス郊外】
こうした取り組みは実際に、ダマローズのアレッポ県、ラタキア県、ハマー県、スワイダー県への普及や、いくつかの国際機関の協力のもと、ダマスカス郊外県に生産協同組合の設立に貢献したものだという。同様に、マラーフ村には1,000立方メートルの水量の井戸が建設され、その耕作面積は2,000ドゥナムから2,700ドゥナムへと増加したという。
ジールーディー氏は、シリア開発信託が現在、自らの職員のための持続可能な収入源を確立することを通じて、バラの保存とその文化的遺産の保護に関するその他の措置を講じているところだと述べた。
一方同信託のダマローズを保護するための「リビング・ヘリテージ」部門に所属するリーム・イブラーヒーム氏は、バラの重要性とその経済的、治療的、美容的、栄養的価値を紹介するために収穫フェスティバルが毎年開催されていると述べた。また同フェスティバルは、バラの遺産性を深め、その社会的および文化的実践を拡大するほか、その製品の購入需要を高め、その栽培体制や伝統への認知を拡大し、同信託の職員によるアイデアや創造性を支援することをも目的としているという。
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