■シリアの参加で…672の男女学生が日本での国際数学オリンピックで競う


【ダマスカス：ミーラーナ・ヒンディー】

シリアが、7月8日から12日にかけて日本で開催される第64回2023年国際数学オリンピック日本大会に参加する。同大会には、世界112ヵ国から男女学生672人が参加する。

優秀創造性委員会（DCC）は、SANAが今日入手した声明のなかで、シリアはこの大会において、「アレッポ県のライス・ナスリー・シャフトくんとアブドゥルワッハーブ・イブラーヒーム・ウーズーンくん、ダマスカス県のサーリヤ・ムハンマド・ザーヒル・ラマダーンくん、ムハンマド・フィラース・ヒムスィーくん、ムハンマド・アリー・アブドゥッラー・フーリーヤくん、ヒムス県のハイダル・ハーフィズ・カースィムくん」からなるナショナル数学オリンピック・チームが代表として参加すると述べている。

DCCによると、大会で出題されるテストには、競技での参加者の能力を評価するための数々の複雑な数学の問題が用意されているという。

シリアがこのオリンピックに参加するのは、2009年の初参加以来15回目。昨年開催されたシリア科学オリンピックにおいて、シリアは銅メダル1つのほか、5つの賞状を受賞している。