■地震の被害を受けたアレッポ城塞入口の修復作業が開始
【シリア国営通信:アレッポ】
シリア開発信託は、遺産・博物館総局および「ディヤーリー」社の協力のもと、2月6日にアレッポ市を襲った地震により被害を受けたアレッポ城塞入口の修復作業を開始した。
シリア開発信託の法的対応プログラムのアレッポ県責任者であるバッシャール・スキーフ氏は、本紙特派員らへの声明のなかで、「技術委員会への訪問やアレッポ市内の各区域の建物の評価活動の実施を通じて、地震によってアレッポ旧市街にもたらされた被害の評価が完了したことを受け、またこれらの古代遺跡がもつシリア人にとっての重要な場所としての意味合いを鑑み、同旧市街の有形・無形遺産の保護および保存を目的として、アレッポ県の協力のもと、数多くの提案を生みだしたワークショップが開催された」と説明した。また同時に、「被災地への緊急介入の優先順位が設定されたほか、この災害の影響を軽減するために実施すべき活動と介入の優先順位が決定された」という。
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