8月初旬10日間で148の山火事

2023年08月10日付 Hurriyet 紙

昨年8月1日から9日の間に発生した山火事は全国で89件だったが、2023年は同期に148件の山火事が起きた。山火事以外の火事は昨年同期に140件、今年は183件発生した。また、この9日間で起きた148件の山火事で被害を受けた土地面積は今年が175ヘクタール、昨年89件の山火事では207ヘクタールである。


酷暑の影響で、全国的に様々な要因による山火事が発生した。消火活動では、農業森林省森林総局が所有する全ての車両、航空機、重機が使用された。森林省に加え国防省と内務省が有する航空機も予備として消火活動の支援に充てられた。さらに、警察、軍警察、NGO、森林火災ボランティアや市の職員が消火活動に参加した。


今年は実働19機、予備2機の計21機の消火飛行機が配備され、ヘリコプターも63機が実働、31機が予備の計94機が消火活動を行うことが可能だ。放水機に加え、公用のヘリコプター6機、航空機2機、無人航空機8機も倉庫にある。必要に応じて、予備のヘリコプター31機が国防省と内務省から調達される。


航空機の放水量は年々向上した。2000年代初めには85トン、2021年には154トンだった瞬間放水量は、現

在299トンまで増加した。1年間で225台の放水車、173台の初動対応車、181台の重機が新たに加わり、今年は560台の放水車、786台の重機、2454台の初動対応車により陸からの消火活動を行っている。

■9日間で175ヘクタールの土地が被害


昨年8月1日から9日にかけて89件の山火事が発生したが、2023年同期には148件発生した。同期間の山火事以外の火事は昨年140件、今年は183件である。この9日間で起こった148件の山火事で、175ヘクタールの土地が被害を受けた。昨年同期に発生した89件の山火事では207ヘクタールが被害を受けた。

1月1日から8月9日にかけて発生した山火事は昨年1203件、今年は1221件である。昨年起きた火事で8366ヘクタールが、今年は7908ヘクタールの土地が被害を受けた。

■4863トンの水で消火活動

8月1日から9日にかけて発生した山火事で、航空機は514時間飛行した。昨年は480時間と記録されている。航空機の出動回数は今年が1451回、昨年は1230回だった。8月1日から9日にかけて起こった148件の山火事に対し、4863トンの水が消火に使われた。昨年同期に起きた89件の山火事には3812トンの水が使われた。



 


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翻訳者:小鉄礼子
記事ID:56115