イスタンブル・キュチュクチェキメジェで、ビル建設の基礎掘削工事現場の端にある7階建てのビルが傾いていることがわかった。
イスタンブル・キュチュクチェキメジェで、ビル建設の基礎掘削工事現場の端にある7階建てのビルが傾いていることがわかった。32室ある同ビルでは念のため避難が行われた。
カナルヤ地区で12時30分頃、基礎掘削工事現場の端にある7階建てのビルが傾いていることがわかった。ビルの住民が退避する際には、現場に消防隊と市区のチームが派遣された。キュチュクチェキメジェ区チームは、住民らをビルから完全撤退させた。ビルの住民アリ・ディレキオールさんは「建設が始まったと同時に土地が傾いた。ビルにはなんの損傷もないが、土地の傾きで住民は不安を抱えている。退避を強いられた。ビルは封鎖されておらず、なんの損傷もない。念のため避難した」と話した。
ビル住民の女性は、「ビルが傾いたので出て来た。このビルには32部屋あるが、皆避難した。作業員が何をしたのか私たちは見ていないが、壁も隔てずにビルが傾いている。建設作業中に友人の家にまで迫った。全員が避難した」と語った。行政警察がビルの周囲に規制線を張り、ビルへの立ち入りを防ぐため待機する一方で、ビルの住民らは今後の決定を待っている。
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翻訳者:関口ひなた
記事ID:56119