イラン市場でドル急落 米と凍結資産に関する合意締結で
2023年08月11日付 Hamshahri 紙
※「イラン市場でドルが夜間に下落、1000トマーン安に イラン・米合意後の最新ドル価格」(原文見出し直訳)
イラン時間の10日深夜、米国とイランが米国の制裁に沿って凍結されていたイラン資産の凍結解除で合意したとの発表を受け、イランの通貨リヤールに対してドルが下落した。
【ハムシャフリー電子版】テヘラン(イラン)・ヘラート(アフガニスタン)・スレイマーニーヤ(イラク)市場の翌日物レートで、ドルが急落した。10日深夜にイランと米国が合意に達したとの発表が、全ての現物・先物市場におけるドルの下落につながった。
10日の夜間市場でドルは1000トマーン下落し、1ドル=4万8500トマーンに達した[1トマーンは10リヤール]。
イランと米国のメディアは10日、両国が第3国の仲介のもとで合意に達したと伝えた。報道によれば、制裁逃れの罪で収監されている5人の米国人が米国に収監されているイラン人と交換され、凍結されていた60億ドル(約8690億円)のイラン資産が凍結解除される。
イラン大統領府政務担当副長官はSNS(交流サイト)に「イラクにおけるイラン資産の凍結解除に続き、韓国における全てのイラン資産リストの凍結解除も始まった。全資産の移送が完了するまで、米国が引き渡しを求めている囚人はイランに留置される」と投稿した。
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翻訳者:KMMK
記事ID:56136