産業技術大臣「トルコ車トッグ、2000台を越える」
2023年08月18日付 Hurriyet 紙
メフメト・ファティヒ・カジュル産業技術大臣とメフメト・シムシェキ財務大臣がトルコの自動車メーカーであるTogg(トッグ)の生産技術拠点を視察した。カジュル大臣はSNSで視察の詳細について「道路を走るTogg車の数は2000台を超えた。生産をさらに加速していく。年末にはTogg T10Xの生産台数28000台を目指している」と明らかにした。
メフメト・ファティヒ・カジュル産業技術大臣とメフメト・シムシェキ財務大臣は、トルコ国産車であるToggの生産拠点を訪問した。
カジュル・シムシェキ両大臣は、ブルサ県ゲムリキ郡にあるToggの生産技術拠点を訪問した。両大臣は、生産ラインでの組み立てが完了した車のテスト走行に乗車した。カジュル大臣は、2020年に工場が起工されてから短期間で生産を開始したことに触れたうえで「共和国100周年に向け、国産の自動運転車の生産とともに歩んできた。今も大量生産段階が続いている。生産レベルは毎月、毎週、そして毎日向上している。ここではトルコの工業界の生産力がどれほどのレベルに達しているかを一緒に目の当たりにすることができる。トルコは既に、非常に高いレベルの付加価値、高いレベルの技術・研究開発によって生み出された製品を自国の力で生産できるというところまで来ている」と述べた。
■「今年は28000台生産予定」
カジュル大臣は、Toggの予約が177000台に達しているとしたうえで「今年は合計28000台を生産予定だ。来年はその数字を約2.5倍に増やす。したがって1月以降には、予約に応えるためにここで増強した生産能力を稼働させる予定だ。国家や市民が国産ブランドを所有する限りだ。ここには非常に優れたチームがいる。世界の数多くの企業で経験を積み、今では国産ブランドのために尽くしている、とても貴重なチームメンバーがいる。彼らが生産水準を、この工場の最終的な生産キャパである年間175000台を最速の形で達成させることを信じている」と述べた。
■「トルコにとっては大成功のストーリー」
メフメト・シムシェキ財務大臣は、功労者を労った後「実際に世界の標準から見ても、非常に生産的に稼働している拠点だ。以前似たような工場を見て回ったが、この工場は素晴らしい。先進的な技術、90%の自動化、ロボット化されたプロセスで生産された車などだ。大成功だ。ここで国産車の比率を大きく高めていくことが、トルコにとって」は大成功のストーリーだ」と述べた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
翻訳者:神谷亮平
記事ID:56171