アタテュルク侮辱のAKP系ジャーナリスト、1年ぶり監督付き保釈

2023年08月25日付 Cumhuriyet 紙

去年拘束され一年近く刑務所にいた、公正発展党(AKP)のソーシャルメディア上の著名な人物の一人である、イスラム主義者の著述家ファーティフ・テズジャン氏が釈放された。テズジャン氏はソーシャルメディア上で発表を行い、「監察付き釈放」の恩恵を受けたと明らかにした。過日「ジャーナリズム」を行ったため刑務所に入った弊社コラミストのバルシュ・ペフリバン氏の「監察付き釈放」の要求は拒否された。

ムスタファ・ケマル・アタテュルク及び共和人民党(CHP)ケマル・クルチダルオール党首へ侮辱を行った、AKPのソーシャルメディア上の著名な人物の一人であるファーティフ・テズジャン氏が釈放された。

「アタテュルクへの侮辱」により二年二か月の懲役刑を受けたテズジャン氏の刑では延期は行われなかった。

2022年8月18日にソーシャルメディア・アカウント上で共有を行ったテズジャン氏は、「私は刑務所へ入る。神に委ね、祈りを捧げよ」と表現した。

■「皆さんの中にいる」

テズジャン氏は、およそ1年後ソーシャルメディアで共有を行い、「こんにちは、私は皆さんの中にいます…。おかげさまで」と釈放を伝えた。

テズジャン氏は投稿の中で「監察付き釈放」の恩恵を受けたと述べた。

■弊社コラミストのペフリバンの要求は拒否

検察は、単にジャーナリズム活動を行った理由だけで8月15日に5度目の投獄となった弊社コラミストの、バルシュ・ペフリバン氏の「監察付き釈放」の要求に否定的な回答をした。

この申請が却下されたペフリバン氏は、7月に施行された、コロナ期を理由に出獄を認められた受刑者の再入獄を防止する法律の対象から除外された。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:鈴木敬人
記事ID:56217