エルドアン大統領、同盟関係にあるバフチェリMHP党首と会談

2023年08月29日付 Milliyet 紙

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、民族主義者行動党(MHP)党首デヴレト・バフチェリ氏と一堂に会した。午後2時から始まり、約1時間続いた会談はバフチェリ氏がホストとなり実現した。

レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、MHP党首のデヴレト・バフチェリ氏と一堂に会した。エルドアン大統領はMHP党首のバフチェリ氏を訪問した。バフチェリ氏がチャンカヤ郡の家で開催した会談は、午後2時に始まった。


■バフチェリ氏は、エルドアン大統領を家の入口で出迎えた。

バフチェリ氏は、エルドアン大統領を家の入口で出迎えた。エルドアンとバフチェリ氏は、新聞記者へ挨拶を送った後に、会合に向かった。

■会合は約1時間続いた

メディアへ非公開で開催された会合は、約1時間続いた。バフチェリ氏は、会合の後にエルドアン大統領をドアまで見送った。二人のリーダーは、新聞記者たちへ挨拶をしたのちに、エルドアンはバフチェリの邸宅から離れた。更に後にバフチェリ氏も邸宅を離れた。

■CNNトルコアンカラ代表のディズレ・ジャノバ氏は、会談に関連して以下のような評価をおこなった。

地方行政に向けての共闘モデルについて作業が行われるという決定が、会談の後に出るかもしれない。
デヴレト・バフチェリ氏とエルドアン氏が7月に実現した最後の会談で、地方選挙における協力を続けることに向けての決定が取られたということを強調した。2つの政党は、夏の間中、別々に作業をおこなった。
今日の会談の後には、合同の作業の決定がなされるという期待は非常に高いと言うことが出来るだろう。

バフチェリ氏は昨日アクシェネル氏の別々に選挙に入ろうという呼びかけへの返答をする中で、人民連合を構成するものたちの協力を継続することを強調する返答をアクシェネル氏に与えた。

■重要なプロセスになるだろう

その返答の後に、AKPは中央執行委員会(MKYK)を行った。今日、大統領の要請を受けてバフチェリ氏とエルドア大統領が一堂に会する。重要なステージとなるだろう。この会談の後に、合同の作業の命令が二つの政党のスタッフに与えられ、また任命されることが見込まれている。

夏の間、戦略メンバーは包括的な作業を行った。AKPは恐らくには、準備を完了しているだろう。
その作業とは一体なんであったのだろうか?私たちが手に入れた情報によれば、より現行の状況が検証される方向であったのだ。一つの図が表に出された。2019年の地方選挙においては、どこで勝ったのだろうか、どこで負けたのだろうか?どこで勝たれたのだろうか?なぜ負けたのだろうか、そしてまた最新の総選挙で、とりわけ大都市において票を失ってしまった理由はなんであろうか?条項ごとに纏められた。

■議題では地方選挙、経済そして避難民たちがいる

広域市の観点から、最初の二つの条項は経済と難民ということができるだろう。MHPとともに行われる予定の作業において最新の選挙において手に入れられた結果についてから、協力に入ることのできるモデルについて集中して話し合われるだろう。

数多くの選択肢がある。2019年には、ただ広域市においてのみ、広域市長候補についてのみ、協力に入られたという。各郡においてでさえも、協力は行われなかったという。新たな時期においては、より包括的な協力モデルに力を注ぐであろうと見込まれている。

30の大都市において市長候補、そしてまた各区における共同の作業をみることができる。イスタンブル、アンカラは非常に決定的な二つの県である。ここで、明らかにされる市長候補たちの名前、そしてまた各郡における可能性のある協力について、県の議会において共和連合の多数派が担保される方向でストラテジーを確かめることができる。


■アダナ、メルシン、アンタルヤはMHPへ明け渡し得る

各大都市において、MHPを軸に見てみるとアダナ、メルスィン、アンタルヤでは市長たちをMHPに明け渡す可能性が有り得る。

51の県での協力は、動く可能性がありえる。一つ前の選挙では各県は存在していなかった。今回は、51の県について別々に話すことができるだろう。MHPは、最近の総選挙で13県においてはじめて国会議員を出した。一体どこで共和連合として成功を収めることができるのだろうか?これら全てのことを見極めながら、共同作業を今日から始めるのを待っている。

AKPは10月7日に会議を開く。会議の後に、各政党のグループは、10月の中頃にキャンプをおこなうこと、評価を行うことが見込まれている。立候補者候補がはっきりするのは、10月に向けてだと見込まれている。立候補候補者がはっきりする中で、更にもう一度、二人のリーダーが、一堂に会すること、またどの人物が、候補者として提示されるのかという問題において、互いの胸の内を探るのを見込んでいる。


候補の部分がはっきりし始める限りで、再び、最後の言葉を二人の党首が語るのを待っている。
アンカラにはMHPが支援をする準備ができている人物がいる。今はまだ余りに早い。それぞれの名前を出すことはできない。進んでいく段階で、協力がはっきりしたらその順番も来るであろう。


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翻訳者:堀谷加佳留
記事ID:56226