シリア:ビッル社会福祉協会がイドリブ県の田園地帯で住民らに乳児用粉ミルク缶を配給
2023年07月27日付 その他 - シリア国営通信 紙
■イドリブ県の田園地帯にある解放されたシンジャール市の住民らに乳児用粉ミルクを配給
【シリア国営通信:イドリブ】
「あなたたちの子供たちは私たちの信頼です」というスローガンのもと、イドリブ県のビッル社会福祉協会はシリア開発信託の協力を受けて、生後12か月から36か月までの乳児のために乳児用ミルク缶を提供した。この活動は、テロ組織から解放され、イドリブ県の田園地帯にあるスィンジャール市の住民らを対象としたものであった。
同協会の理事長であるハーリド・トゥルク氏は本紙特派員らへの声明のなかで、「スィンジャール市の住民らによる援助への事前登録に従って、乳児用ミルクの箱が提供された」と説明した。また、「できる限り多くの受益者に届けることを目的として、イドリブ県内の田園地帯にある解放された多数の町村で、登録作業が継続されている」と述べた。
トゥルク氏は、「乳児用粉ミルク缶の配給は、特に市場での製品の価格が急激に高騰したために、その受益者となる人々の経済的負担を軽減するため重要である」と指摘した。
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翻訳者:浪内紫雲
記事ID:56286