■日本の文化協会がシリアへのバーチャルツアーを含むプラットフォームを立ち上げ
【東京:ルアー・ハリーファ】
このプラットフォームは、音楽や歌曲を筆頭とするシリアの芸術的側面にも焦点を当てた。具体的には、世界で発見された最古の楽曲であり、古代シリアの神であったニーカールに捧げられた神歌が紹介されたほか、アラブ歌謡界の泰斗であるサバーフ・ファフリーの動画や、ウードの独奏曲、民族音楽や民族舞踊の動画などが紹介された。
さらにプラットフォーム内のバーチャルツアーは日本人に、友好的かつ高潔なシリア人の国民性を紹介した。さらに彼らが西側諸国の経済制裁によって困難な状況に置かれているにもかかわらず、依然として習慣と伝統を守っている人々であることを伝えた。
このプラットフォームでは、シリアの上質な料理や菓子がいくつかの具体例と共に紹介された。さらにシルクロード時代に日本に伝わった木象嵌技術や、アレッポ石鹸の製造工程など、シリアがもつ豊かな伝統工芸品に関する説明もなされた。
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