アラブ人が国に戻りトラブゾンは静かになった
2023年09月12日付 Cumhuriyet 紙
トラブゾンの歴史的・観光向けの場が今日、特にアラビア人観光客が帰国し始めてきたため、最も閑散とした日々となっている。
トラブゾンの歴史的・観光向けの場所は、今日、取り分けアラビア人旅行者たちが、学校が始まるのにともなう帰還とともに、最も閑散としている日々が続いている。
およそ3年間続いた修復作業、そして周囲の整備作業ののちに2020年大統領レジェップ・タイイプ・エルドアンによって、テレカンファレンス方式によって開かれたオルタヒサル・アヤソフィア・ジャーミーは今日、かなり静かな状態である。観光分野の仕事で生計を立てているアリ・チャルク氏は、一か月前まで旅行ができる場所が埋まっていたのが、現在では殆ど来る人がいなくなったと述べた。
チャルク氏は、「一か月前にはアヤソフィア・ジャーミー、ウズンギョル、アイデル、ヤイラ(草原) はすごい人出でした。
9月になって、湾岸諸国の各学校の学期が始まると、私たちの仕事はそれから一定の割合で減少しました。それより前には私たちの自動車を停められる場所も見つけられなかった。現在では、特にそのようなことはない。現在、ここには数多くの人々がやってきます。私の自動車で、現在、3人を連れてきました。7月の中頃であれば、この数は更に多くなったでしょう。現在のところ、季節は終わってしまったようです。9月も終わり9月の終わりには隠居をした方々がやってきます。彼らの数も少ないです。やってくる人たちの大部分はサウジアラビアの旅行者たちからなっています。今年やってくる人々は、例年に比べるとより落ち着いているようです。
例えばボスニアは私たちと気候が良く似ているので、彼らも観光をしたがっています。
来年には、また来るだろうとおもいますが、このような来訪は次第に減少するだろうと考えています。」と語った。
■今年は早く終わった
旅行業者のアリフ・アキャズ氏はシーズンが今年は早くに終わったと述べながら「私は7年間旅行業に携わっております。旅行シーズンは、5月15日後の後に始まり、8月25日の後にそのペースは減退します。現在のところは、10分の1にまで減少した、と言えます。旅行シーズンは、今年はよかったのですが、しかしながら9月15日以降、完全になくなってしまうといえるでしょう。現在のところサウジアラビアからの旅行者がいなくなってしまいました。アヤソフィア・ジャーミーだけではありません、ウズンギョル、アイデルなどでも人はいなくなってしまいました。更に前にはここはツアーの車両は通ることが出来ませんでした、250-300の車両が来ていました。しかしながら今は車両は15を超えることはありません。現在やってくる人たちは国内の旅行者たちです、かつての賑わいのあった日々は終わったのです。」と語った。
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翻訳者:堀谷
記事ID:56300