生鮮野菜・果物の輸出、20億ドルを超える

2023年09月18日付 Cumhuriyet 紙

トルコの生鮮野菜・果物の輸出が、今年の最初の8カ月間で16%増、17億6400ドルから25億ドルに達した。

25億ドルの生鮮野菜・果物の輸出のうち2億200万ドル分をエーゲ生鮮野菜・果物輸出業協会の会員が実現した。

エーゲ地方からの輸出では、トマトが5100万ドルで1位であり、サクランボが4900万ドルであった。エーゲ地方から生鮮野菜・果物輸出では3位はミカンであり、ミカンの輸出で1140万ドルの利益を得た。

エーゲ輸出業協会副会長兼エーゲ生鮮野菜・果物輸出業協会会長ハイレッティン・ウチャク氏は、生鮮野菜・果物部門として8カ月間ベースで過去最高輸出額を記録したと述べた。

ウチャク会長は、この成功をトルコ輸出業者の付加価値の高い商品を輸出しようとする努力がもたらしたと述べた。

1年の3分の2を成功裡に終えたと強調したウチャク会長は、「政府によって発表された2024年から2026年までの中期計画では、2026年末の輸出額の目標が3220億ドルと示された(注)。生鮮野菜・果物部門としては、生産者、仲買人、輸出業者が一体となり、連携の全体の中で私たちに課されたことをそれ以上に実行しながら、2026年で50億ドルの輸出額に達することを目標としている。」と述べた。

■トマトが1位

生鮮野菜・果物部門の2023年8カ月期の輸出品を基に分析すると、トマトが総額3億5100万ドルで最も多く売られた品目であった。前年同期に2億6200万ドル輸出されたトマトは今年は34%の急増だった。

前年同期に1億6900万ドルの輸出額だったミカンは、2023年は36%増、2億2900万ドルであった。

■サクランボは大幅増

2023年サクランボの輸出は成功を収めた。トルコは前年同期1億3400万ドルだったサクランボの輸出額は、2023年は60%増、2億1400万ドルとなった。

■最大の輸出国は?

ロシアが5億8800万ドルを占めて最大の輸出国である一方、ドイツは42%増、1億7000万ドルから2億4100万ドルに増加し、共に最上位を守った。トルコは、ルーマニアに前年同期1億3600万ドル生鮮野菜・果物を輸出していた一方、2023年には46%増、1億9600万ドルに上った。

(注)トルコ輸出業者会議の発表によると、2022年の輸出額は2542億ドルであった。


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翻訳者:新井慧
記事ID:56349