モロッコ:地震の被災地で授業が再開
2023年09月18日付 al-Quds al-Arabi 紙
■地震被災地のモロッコ人学生たちが学校に戻る
【アミミズ(モロッコ):アナトリア通信】
モロッコの地震被災地の多くで月曜日、学校として用意されたテント内で授業が再開された。
授業の場所まで子供に付き添った保護者がいた一方で、自力で向かうことにした学生もいた。
授業が再開した地域には、アミミズ市(マラケシュ南部)、アニ村やタルーダントの村々(南部)が含まれている。
日曜日、アル=ホウズ州の教育局は声明で、「地震被災地の生徒たちが学習を続けられるようにするために、当局が教育設備を備えたテント150張りを設営した」と述べた。
同声明によると、地震で深刻な被害を受けたアル=ホウズ州の教育機関に通う生徒789人が近くのマラケシュの学校に移された。
また同声明は、「地域レベルのこの取り組みに、地震で最も被害を受けた市町村の5つの教育機関に登録のあるおよそ6000人の生徒を含めることが待望されている。その市町村とは、『タラート・ニヤアクーブ』、『イーギール』、『ウイルガーヌ』、『アヌーガール』、『アズグー』である。」と明らかにした
モロッコ内務省の最新の声明によると、地震で大規模な物的被害が出たのに加え、2946人が死亡、6125人が負傷した。
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翻訳者:檜山彩名
記事ID:56351