学校の食事メニューでは糖質に注意

2023年09月25日付 Cumhuriyet 紙

学校での食事は子供の体重管理において重要であると述べた栄養学の専門家ディレム・イルキン・コチャン氏は、学校の食事メニューにつき先生たちに責任がかかっていると述べ、「食事メニューが全ての栄養素を十分にバランスのいい形で含んでいること、ピラフ、スパゲッティ、マントゥ、ピザのような炭水化物単品で栄養を満たさないよう注意を払わなければならない。」と話した。

コチャン氏は、青少年は必ず朝食をとる習慣を身につけるべきであると強調し、学校での食事と朝食の習慣について話した。同氏は、「可能ならば朝食は家族と一緒に摂り、週末は家族全員が一緒の朝ご飯を食べるよう努める習慣を身につけるのが有益である。」と述べた。

■両親は模範

子供たちが両親の栄養習慣を例にとっていると述べたコチャン氏は、「家で必ず規則正しく3食食べる習慣があることに注意を払うべきである。家族で席につき、食事の時間を決めることが初めの一歩かもしれない。さらに、ファストフードを避け、ジャンクフードのような不健康な食品の摂取を制限することも重要である。子供たちは、健康な栄養消費の例となり注意を払われるべきである。」と話した。

■健康的な朝食が必要

朝食が青少年の身体的・精神的発達の観点から重要であると述べた専門家たちは、健康的な朝食の中には必ずチーズ、卵、牛乳といったタンパク質が必要であると述べている。さらに、食物繊維として新鮮な野菜と果物、質の高い脂質としてオリーブ、クルミも選ばれるべき食材である。朝食を好きではない子供たちのためにトーストや朝食用シリアルという形の置き換え食も解決になり得る。

■先生に責任

子供たちの満足感を保証し、エネルギー不足を解消するために作られている学校の食事メニューには、先生たちに責任がかかると述べた栄養学専門家コチャン氏は、「食事メニューが全ての栄養素を十分にバランスよい形で含み、ピラフやスパゲッティ、マントゥ、ピザといった炭水化物1品で栄養を満たさないよう注意を払う必要がある。さらに、必ず年齢ごとに必要なものを考慮しながら、メニューが栄養士と協力して計画されるべきである。」と話した。


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翻訳者:新井慧
記事ID:56373