観光客をだますナイトクラブ、強制捜査
2023年09月30日付 Cumhuriyet 紙
オルタキョイで観光客に脅迫、詐欺行為を行った「オアシス」というナイトクラブで捜査が行われ、21名が拘束された。クラブでは注文していないにも関わらず客に絶えずアルコールが提供され、10万〜20万リラの支払いを強要していたと報じられた。
イスタンブルのオルタキョイのナイトクラブで観光客を騙して脅迫することで法外な金額を支払わせたとして、21名の容疑者が逮捕、拘束された。拘束された容疑者らの中に店の経営者もいたと伝えられた。
イスタンブル共和国主席検事庁テロ組織犯罪捜査局によって、ベシクタシュ区ユルドゥズ街区にあるオアシスという名前の店舗に、通報を受けて捜査が開始された。
容疑者たちはベイオール、ファティフ、シシュリ、ベシクタシュで知り合った観光客を店へ招き、客を装った外国籍の女性たちを観光客のテーブルへ案内したとわかった。
観光客たちは望んでいないにも関わらず絶えずアルコールを提供された後、合計10万〜20万リラを支払うよう詐欺や脅迫を受けたと伝えられた。経営幹部と従業員は組織的に犯罪を行っていたと報じられた。
⬛︎司法措置にも関わらず詐欺行為を続けた
被害を受けた観光客たちの訴えを受けて、「背信」と「単純詐欺」の容疑で司法手続きがとられた容疑者たちは供述聴取された後、釈放されたことがわかった。
一方で続く捜査の範囲で、容疑者たちの多くは不起訴処分になり、あらゆる司法手続きがあったにもかかわらず詐欺行為を続けたと伝えられた。
イスタンブル共和国主席検察庁組織犯罪局は容疑者たちの不起訴決定を解除の上まとめて、2021年から2023年の間に発生した80件の事件の捜査を行った。
捜査では、活動において働いていた外国籍の女性たちや経営者とマネージャーとの通話内容を調べた結果、上述の犯罪が行われていたと特定された。
捜査では朝6時に異なる4県で作戦が行われ、21名の容疑者を逮捕、拘束した。
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翻訳者:伊藤梓子
記事ID:56398