新たな口実とともに JCPOA復帰に関するアメリカの最新の主張
2023年10月02日付 Hamshahri 紙
アメリカ国務省は、月曜夜、イランが国際査察官による査察を拒否したと主張するとともに合衆国は核合意への復帰を考えていないと発表した。
【ハムシャフリー電子版】アメリカ国務省は、核合意に復帰しないことの口実に関して、合意への復帰を考えないのはイラン政府がIAEA査察官らによる活動許可を取り消してきたからであると発表した。
一方、複数のIAEA査察官の活動許可を取り消した最近のイランの措置は、イラン・IAEA観の包括的保障措置協定第9条に規定された主権的権利に基づいて行われたものだった。
イラン外務省報道官ナーセル・キャンアーニー氏は、イラン暦シャフリーヴァル月25日(西暦9月16日)土曜夜、IAEAの経験豊富な複数の査察官の任命を取り消したイラン・イスラーム共和国の措置に対するラファエル・グロッシ事務局長の声明を受け、次のように述べた。「残念ながら、ヨーロッパの3か国とアメリカは、イラン・イスラーム共和国とIAEAの継続的で建設的かつ前向きな交渉にもかかわらず、過剰な要望とイラン・IAEA間の協力的な関係を壊す意図をもって政治的目的のためにIAEA理事会を悪用した。」
キャンアーニー氏は重ねて、「もちろん、イラン・イスラーム共和国はIAEAの中立性が必要であることを強調するとともに、合意の枠組みの中で前向きな協力を続けていく」と話した。
IAEAとヨーロッパの3か国はアメリカと同調し、イランが保障措置協力を行ってきたにもかかわらず、政治的声明の発表と外交的・技術的交流に関する誤った主張により、イラン・イスラーム共和国を非協力的であると非難しようとしている。
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翻訳者:DM
記事ID:56508