テキン教育相、国語(トルコ語)及第点引き上げを説明
2023年10月17日付 Cumhuriyet 紙
国民教育省大臣ユスフ・テキン氏は、授業の及第点をトルコ語授業については70点に引き上げることに関して、『私たちの子供たちは、まず母語を、母語の能力を向上させることを要望します。皆さんのことを、皆さん以上によく考えたので、恐らくあなたたちのことを少し不快にさせてしまうかもしれないような決定を取っています。』と述べた。
アンカラで、今年第三回目が開催された『イマーム・ハティプ校優秀事例展と受賞式典』は、指導教育委員会のコンフェランス・サロンで開催された。
受賞式典には、教育省大臣ユスフ・テキン氏、アンカラ議員ヴァシプ・シャーヒン氏とともに公正発展党(AKP)グループ議員長・アンカラ選出国会議員レイラ・シャーヒン・ウスタ氏が参加をした。
ここでスピーチをしたテキン氏は、今日行われたイベントを大変重要視しているということ、また願っていた
状況が目の前にあると述べながら、「私たちの若者、子供たちが学校の建物の中にだけいるのはよくありません。私たちの教師の友人たちは、子供たちに対して、ただ授業に関しての手助けをするだけではいけません。それ以外の問題に関しても、一緒に働く文化を発展させていきましょう。今日私たちがおこなったイベントは、この意味において私たちが作り上げようとした構造の事例の一つとなることでしょう。ここで展示がされている/もしくは展示がされていない作品の持ち主である全ての兄弟たちに感謝を申し上げます。」と述べた。
■「トルコ語の条件は続けるのか?」
授業の再履修に関して実行された改正に関しては、学生たちが非難をしていると伝えたテキン氏は、以下のように続けた。
「こどもたち、私たちが何をしているとしても、それは全てあなたたちのために行っていることなのです。
御覧なさい、あなたたちの将来には、大変な困難を伴う競争を行うという未来があるのです。
もし、いまからあなた自身を、よく成長させなければ、何年かのちには、再び努力をするには遅すぎることになってしまいます。あなたたちには、このような選択肢を提供しています。
選択肢A:今日、楽しいことに身を委ねてしまいなさい。そして人生の残りの60‐70年を、
苦労の中で生きるのです。
第二の選択肢:今日、あなた自身をしっかり保ち、そして働きましょう。人生の残りの60-70年は幸せに、
満足してそして成功させるのです。あなたたちにより好ましい選択肢を提示しています。私がどのように私が自身の子供たちの人生の残りの分を成功して、健康的で、幸福な人生を送ってほしいと思っているとしても、あなたたちには同じものを求めているのです。」
■「まずは母語の能力が必要」
以前には45点であった、及第点をトルコ語の授業について70点に引き上げたことについても学生たちから反応があったと述べたテキン氏は、「トルコでどこかの通りに出てみましょう。そこで誰でも良いので尋ねてみたとすれば、その人はあなたに、外国語の教育はおこなうことができない、というでしょう。私たちもそのように考えています。果たして私たちの若者たちは、一体平均してどの位の単語量で会話をしているのだろうか
。平均して、一日当たりの言語で100単語程度の蓄積で会話をしている子供が、300-500語の単語の
蓄積で、外国語の会話をおこなうことは果たして正しいことなのでしょうか?
つまりは、まずは、私たちの子供たち、若者たちの母語を、母語能力を開発することを私たちは願っています。これが出来るのであれば、ただ外国語だけではなく、それ以外の私たちの授業もさらにも簡単に理解できるようになるでしょう。学校が終わってからは、就業試験もおこなうことになるでしょう。この試験についても、母語の能力が長けていることは、あなたたちへ素晴らしい貢献をもたらすでしょう。」
と述べた。
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翻訳者:堀谷加佳留
記事ID:56532