イランとインドネシアがハラール産業の分野で協力拡大に合意
2023年11月02日付 Iran 紙
【イラン電子版】イラン国家標準化機構長官のマフディー・エスラームパナーフ博士は、この会談において、世界のムスリム人口の12%以上を占めるインドネシアのムスリム人口に言及して、以下のように述べた。「この人口の多さは、インドネシアの標準化システムにおけるハラール部門の経験と共に注目すべきものである」。
エスラームパナーフ博士は、続けて、ハラール認証マークの発行によるハラール産業の拡大に向けたイラン国家標準化機構の取り組みに言及して以下のように付け加えた。「緻密な促進的措置によって、数か月間でイランの製品に対して1000以上の認証マークが発行された。こうしたプロセスは急速に拡大するだろう」。
インドネシア国家標準化庁長官もまたこの会談において、イラン大統領のインドネシア訪問と、両国政府の最高レベルでの相互協力の拡大に向けて実施された協議に言及して、両国の関係を支配している状況は、イランとマレーシアの標準化システムの広範な協力に向けた望ましい土台となるとの認識を示した。
インドネシア国家標準化庁長官は、ハラール製品標準化部門で両国の共同協力が可能であることにふれ、以下のように付け加えた。「こうした協力は、両機関の間での新たな合意書の調印や更新及びそれに基づく運用計画の策定を通じて可能となる」。
この会談において両国は、両国の標準化機関のハラール部門で発行された証明書の相互承認という重要な問題を強調し、合意書の作成と署名を早めるように求めた。
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翻訳者:KY
記事ID:56705