サウジ開催ガザ・サミットでイスラエルへの武器禁輸決議

2023年11月12日付 Cumhuriyet 紙

イスラム協力機構(OIC)とアラブ連盟による共催サミットが開催された。サミットの宣言には、「占領軍やテロリスト入植者がパレスチナ人の殺害に使用する武器の輸出を即時停止するよう各国に求める」と記載された。

サウジアラビアの首都リヤドにおいて、イスラム協力機構(OIC)とアラブ連盟の共催による第8回臨時イスラムサミットが開催された。サミット終了後に発表された共同宣言では、ガザ地区への攻撃を戦争犯罪ととらえるべきことが要求されるとともに、化学兵器禁止機関に対し、イスラエルの化学兵器使用を調査するよう呼びかけられた。

サミット後の共同声明には以下のような記述が盛り込まれた。

「パレスチナ人民の安全と平和が達成されない限り、イスラエルをはじめとしたどの国・地域においても安全と平和は達成され得ないことは間違いない。我々は各国に対し、占領軍やテロリスト入植者によってパレスチナ人殺害に使用される武器の輸出を即時停止するよう求める。また、国際刑事裁判所に対し、イスラエルによる戦争犯罪の捜査を完了するよう要求する。化学兵器禁止機関に対しては、イスラエルによる化学兵器の使用を調査するよう要請する。さらに、国際和平会議が可能なかぎり早期に開催されるよう求める。そしてガザの封鎖が解除され、支援物資輸送部隊が直ちにガザに入れるよう要求する」


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翻訳者:原田星来
記事ID:56708