密航が再び顕在化…軍はボートが故障した後のシリアの家族複数を救出する
2023年12月01日付 Al-Nahar 紙
ナハール】
『ナハール』紙の特派員は、海軍が船内に複数のシリアの家族や子供がいた船を救出したと述べた。彼らは、アッカールのアブダ海岸から海路を漁船で違法に出発し、キプロスへ向かっていた。
情報によると、その船はトリポリの沿岸の数マイルの所の海上で故障した。乗員はSOSを発信し、それに海軍が応えた。
(特派員は)乗員の避難と船の海岸への曳航が行われたと知らされた。
そして昨日、ハルバー司法府の捜査班がアッカールのワーディー・ライハーンにあるZ.’Aなる者の家を捜索した。捜索で、捜査班は同人と他の1人を海路での違法な人間の密輸作業を組織した容疑で拘束することができた。
捜索の際、当該の家の中にいたシリア人40人が拘束された。
軍の声明
のちに、軍の司令部は以下の通り発表した。「海上国境の監視と違法な密輸・密航対策の一環として、海軍のパトロール隊はトリポリ沖で船を用いた密航を阻止した。船にはレバノン人2人、シリア人108人の計110人が乗っていた」。
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翻訳者:吉田最音、西岡駿、鶴田さくら
記事ID:56837