アゼルバイジャン初の製薬工場、トルコから
2023年12月08日付 Cumhuriyet 紙
アゼルバイジャン初となる製薬工場がトルコ企業によって設立される予定だ。
アゼルバイジャンで設立予定の初となる製薬工場が、トルコ企業によって設立される。バクー近郊ピララヒ産業公園で行われたGen製薬コーカサス生産オペレーションズ株式会社の製薬工場の建設開始式典にはアゼルバイジャンのミカイル・ジャバロフ経済相やトルコの駐アゼルバイジャン大使、ジャヒト・バアジュ氏ら招待客が出席した。ジャバロフ経済相はアゼルバイジャンが石油以外のセクターの発展のために政策をすすめてきたと話し、「薬品、製薬も国家のために特別な重要性を持っている。どの資源も枯渇する可能性がある。この限界は、人的資本に基づいてのみ広げられる。今回の取り組みはセクターの発展のための一歩だ。」と述べた。バアジュ大使は「アゼルバイジャン投資会社とトルコの投資家との間の合同会議を計画している。企業の代表者に対し、アゼルバイジャン投資会社と共同で投資するように勧めている。」と述べた。Gen薬品・健康製品取締役会アビディン・ギュルミュシュ会長は、この事業が生産に移ったら、アゼルバイジャンの薬品価格が15%低下することが期待されると述べた。アゼルバイジャン初の製薬工場がトルコの先端技術を駆使して建設されることを強調したギュルミュシュ会長は「様々な用量と包装で42種類の良質な医薬品が生産される予定だ。工場の投資額は5930万マナトとなる。この事業で165名に永続雇用機会が提供される。」と発表した。
■Gen薬品と健康製品
「Gen製薬コーカサス生産オペレーションズ株式会社」はアゼルバイジャン投資会社、トルコの会社であるGen薬品・健康製品産業・貿易株式会社、SIA製薬との間の製薬会社設立に関するパートナーシップおよび共同参加契約により、7月31日に設立された。
この株主間協定により、Genが66%、アゼルバイジャン投資会社が29%、SIA製薬が5%を保有する。
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翻訳者:大屋千寛
記事ID:56853