エルドアン大統領「広域市市長候補の発表は年末から」

2023年12月15日付 Cumhuriyet 紙

公正発展党(AKP)所属のエルドアン大統領は、「12月末に第1級広域都市の立候補者の発表を始める」とした。エルドアン大統領はアメリカのジョー・バイデン大統領と行った会談についても語った。

AKPのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、金曜日の礼拝を終え外に出てきた際に、新聞社の現況に関する質問に回答した。

エルドアン大統領は党が自治体首長の候補者をいつ発表するかという質問に対してこう回答した。

「今週中にアンカラ、アダナ、イズミルなどの広域市の、国会議員や党組織と会議を行った。彼らの意見も取り入れた。日曜日に[イスタンブルの]3つの地域の意見も得られるだろう。これらを検討し願わくば12月末に第1級広域市の候補者の発表を始める。いくつかの県の候補者もこの間に発表する。遅滞なく、できる限り早い発表を目指す。」

■バイデンへの「スウェーデン」の回答

エルドアン大統領はアメリカのバイデン大統領とともに行った会談についてもこの場で発表を行った。

「バイデン氏はF16に関する進展について前向きな見方をしており、現時点で議会に提案する用意があると述べた。アメリカは、唯一の問題は、スウェーデン問題に関する私たちの姿勢であり、議会が下す決定を非常に重視していると述べた。私たちは、アメリカ側にスウェーデン問題では我が議会が真摯な姿勢にあると[と伝えた]。テロリズムに向けた姿勢をスウェーデンが堅持する限りはと。この他に、[この問題は]我が国の議会として既に委員会を通過した[と伝えた]。さらに、我が外務委員会は議会とこの流れを進めている。」

■アメリカへ介入の呼びかけ

エルドアン大統領はイスラエルの継続的なガザへの攻撃に関して次の様に述べた。

「バイデン氏とは特にガザ問題について詳しく話し合った。ガザでの事態の展開の中で現時点で1万8千人以上の子供、女性、高齢者、学校、モスク、教会があり、これらの破壊がどれほど人道的なのか、この点で私たちは米国が介入すべきだと言った。介入しなければ人道上の罪と良心の罪があり、私たちは打つ手がなくなったのではなく、これからも最善を尽くしていくと言い、アメリカ側と一緒にこれらを検討した。」


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翻訳者:鈴木敬人
記事ID:56908