アダナ広域市に強制捜査
2023年12月18日付 Cumhuriyet 紙
市に対して行われた「贈収賄」と「入札談合」の捜査に関して話したゼイダン・カララル市長は、「私達の市で法律違反は決してない。」と述べた。市役所で勤務する女性職員に向け行われた扱いに対して反感を示したカララル市長は、「犯罪組織のアジトに来たかのように暴動鎮圧用装甲車(TOMA)で来たのは適切でなかった。」と述べた。
アダナ広域市に対して今朝、贈収賄で強制捜査が行われた。アダナ広域市長の顧問のうちの一人を含む多くの人が拘束された。強制捜査が地方選挙までわずかとなった際に行われたことは注意を引いた。
■庁舎の前で会見
共和人民党のブルハネッティン・ブルト副党首及びエルハン・アデム副党首、アダナ選出国会議員達は、アダナ広域市ゼイダン・カララル市長とアダナ広域市役所庁舎前で会見を行った。
■TOMAで来るのは適切ではなかった
カララル市長は、強制捜査に関して、「私達の市で法律違反は決してなかった。」と述べた。
市庁舎で働く女性職員に向け行われた扱いに反感を示したカララル市長は、「犯罪組織のアジトに来たかのようにTOMAで来るのは適切でなかった。」と述べた。
■「憚るようなことは何一つない。」
ゼイダン・カララル市長は会見で次のように続けた。
「国の警察も私達の警察も、彼らは受けた指示を実行しようと努める。私達もこの重要な仕事を適切に市民のお金を守りながら遂行しようと努めてきた。私達の市長の尊厳を無くすことは誰もできない。私達は、業務を人々に相応しく、アタテュルクに適うような意識で遂行している。私達の市では法律違反は決してない。公務にも害を与えていない。私達は、お互いにお金を稼ぐためにここに来なかった。警察と検察が私達から何かを請求したら、私達は過不足なく提供し、今後も提供し続けるつもりだ。憚ることは何一つなく、今後も決してない。10年間私は市長であるが、私も職員も関わった事件はなかった。女性職員への捜索に犯罪組織のアジトに来たかのようにTOMAで来るのは適切ではなかった。」
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翻訳者:新井慧
記事ID:56932