多重事故で10名死亡

2023年12月31日付 Cumhuriyet 紙

サカリヤでの恐ろしい事故。7台の車両が衝突し、数十人の死傷者が出た
北マルマラ高速道路のサカリヤ区間において7台の車両が絡んだ事故で、10人が死亡、54人が負傷した。最新の発表によれば、負傷者は59人に増加したとのことだ。県知事のカラデニズは、自動車がトラックに衝突したことが事故を招いたと推定されるとのべた。トゥンチ法務大臣は、事故に関する捜査が開始され、3人の検察官が任命されたと発表した。



 イスタンブール方面へ向かう高速道路のダーディビ区間で、バス3台とトラック1台を含む車両7台が原因不明の玉突き事故を起こした。
 事故の影響で、高速道路のイスタンブール方面への通行は閉鎖された。

■知事の最初の声明
 サカリヤ県のヤシャル・カラデニズ知事は、この件に関して次のような声明を発表した。
 「現在、車両を撤去し、道路を開通させるための作業が行われている。事故発生の経緯については、現場調査チームが調査している。事故は、自動車がトラックに衝突したことで起こったと推定されている。初期検証によると、死亡者の何人かは、車から降りてきた歩行者が後ろから来た別の車両1台にはねられた可能性があると考えられる。」

■法務大臣、3名の検察官を任命
 ユルマズ・トゥンチ法務大臣は、事故に関する声明の中で、「サカリヤでの事故に関して、サカリヤ最高検察庁により捜査が開始され、1名の副最高検察官の指揮の下、3名の検察官が任命された」と伝えた。

■コジャ大臣「59人が負傷、うち8人が重傷」
 ファレッティン・コジャ保健大臣は、負傷者と死亡者について次のようにのべた。
 「今朝04時36分、サカリヤ北マルマラ高速道路テケレル地区で発生した玉突き事故により、10人がその場で死亡、59人の負傷者のうち8人が重傷を負い、負傷者は30台の救急車で病院に搬送されました。
 亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、遺族の方々に哀悼の意を表します。負傷者の方々の健康回復のために必要なことは、すべて行われています。」


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翻訳者:田尻悠人
記事ID:57054