エジプト: 殺人容疑の運転手の勾留を延長

2024年01月11日付 Al-Ahram 紙
■ヘルワーン地区における口論でタバーアさんを殺害した容疑の運転手の勾留を延長

【カイロ:タラアト・サナーディーリー】

ヘルワーン裁判所の裁判長は、捜査が続く中、被疑者である運転手の勾留期間を15日間引き延ばすことを命じた。この運転手はヘルワーン地区にて口論の末、タバーアさんを殺害した罪に問われて告訴されていた。検察は被疑者の捜査期間中4日間の拘留を要求していた。また、検察は被疑者と事件について状況を理解し捜査を完了するための取り調べを速やかに求めていた。

事件の詳細

事件の始まりはヘルワーン警察署にある病院から遺体に関する報告が届けられたことであった。遺体はこの地区の住民タバーアさんのもので、体には口論の末につけられたと思われる刺し傷らしきものがあった。

遺族への聞き取り調査を行ったところ、当局は被害者とこの地区の住民である運転手のいざこざが口論に発展し、その結果、後者が白刃(ナイフ)を用いて被害者を襲い、これが致命傷となったと断定した。

法的手続きの後、被疑者は本事件で使われた武器を所持していたことで逮捕された。警察に対し被疑者は本事件を起こしたことを認め、必要な法的措置が取られた。そしてそのことは本事件を捜査する検察に伝えられた。


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翻訳者:鳥居隼斗
記事ID:57121